茶道で使う茶道具にはいろいろな物がありそれぞれ種類があります

日本特有の文化にはいろいろなものがありますが、茶道は能や華道と共に日本を代表する文化の1つです。茶道で特徴的なのは、さまざまな茶道具が必要となることです。茶碗などの茶道具において骨董品としての高い価値を有するものが多く、希少性のある茶碗や茶器には数百万円や数千万円という値がつくことも珍しくありません。

まず、茶道具の中で最も重要なのが茶碗です。茶碗は原産国によって、日本、中国、朝鮮に分けられ、その種類もいちばん豊富です。薄茶用には模様が付いている茶碗が、濃茶用には模様がない茶碗が使われます。茶道具の中でも最も価値があり、その親しみやすさにより人気が高いです。そして次に茶道に必要なのが、茶筅です。茶筅は抹茶をたてるために使用される、細長い竹を合わせた道具です。お茶の流派によって使用される竹の形状や種類が異なります。また、掛け軸も茶道には必須の茶道具です。掛け軸はお茶の場に掛けられ、来客者の目に留まります。お茶に関連したもので、文字や絵を書かれたものが置かれています。

続いて重要な茶道具は茶器です。茶器は抹茶を入れるための容器でして、小さな焼き物が使われることが多くなっています。茶器も茶碗と同じく、中国製のものと日本製のものに区別され、蒔絵などで装飾された豪華なものも存在し、その種類は豊富です。釜も茶道では不可欠な茶道具です。湯を沸かすために用いる鉄製の道具です。産地は茶碗とは異なりすべてが日本製です。形状や大きさにもさまざまな種類の物があり、お茶の種類によって使い分けられています。茶杓については茶道らしい茶道具の1つです。茶杓は抹茶を茶器から茶碗に入れるのに用いる細い棒状の茶道具で、主に竹が材料となっています。竹以外では象牙や桜、松などが材料の場合もあり、茶人が手製で作られる場合が多くなっています。

その他にも茶道に要る茶道具はさまざまです。花を飾るための花入や水を注ぐ水差、さらに、お香を入れるための香合などです。これらの他道具にも、日本製や中国製や、朝鮮や東南アジア製のものもあります。いずれの茶道具も、歴史的な価値があるものが多く、高額で取引されるものも含まれています。