茶道具のプレゼントを贈る時は相手の立場も考慮しましょう

両親やパートナーや恩師など、いつもお世話になっている親しい人への感謝を込めたプレゼントは、間違いのない品を選びたいものです。一般的なプレゼントなら、何を選ぶかは相手によっても違うので一概に答えは出ないのですが、お稽古ごとをしているなど、相手の趣味が明確にわかっていればそれに合うプレゼントを贈ることで、相手は喜ぶでしょう。

たとえば最近は、定年後の趣味や作法の勉強として茶道を勉強する人が増えています。茶道のように使用する道具が多岐に渡っている習いごとのケースでは、贈るプレゼントにそう困ることがないでしょう。ただ、その場合にも相手のことをよく考えてプレゼントを選ぶという基本を疎かにしたらいけません。まず、茶道具と言ってもその種類は多く、男女によっても流派によっても扱う道具が少しずつ変わってきます。相手が実際にどのような茶道を嗜んでいるのかは、事前によく知っておきましょう。

茶道具として具体的にプレゼントに適したものは、扇子、懐紙、帛紗、菓子切りの楊枝、数寄屋袋などが候補として挙げることができます。このうち懐紙と帛紗は値段も適切で、いくつあっても困らないものなので、プレゼントしても嫌がられることはないでしょう。ただし、基本的に消耗品なので、心の込もったプレゼントとしてでは軽いかもしれません。その点、数寄屋袋は着物と合わせて使い回せるためアクセサリー感覚から贈ることもできます。なおまた、茶道に触れてまだ間もないという人に対しては、自宅で気軽にお茶を楽しめる茶碗セットや野点セットをプレゼントするのもいいでしょう。特に野点セットは日本文化に興味を持った海外の人へのプレゼントとしても喜んでもらえる品です。

茶道具は本格的なものになると驚くほど値が張るものもありますが、このような初心者向けのセット商品の場合そこまで大袈裟な値段にはならないので、プレゼントとしても丁度いい水準に落ち着くことが多いでしょう。プレゼントとして茶道具を贈る際には、やはり相手の立場をよく鑑みて似合うものを見繕うことがもっとも大事です。